人生計画を立てる、という行為に潜む罠。


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自己啓発本とかビジネス書とかによく書いてある、「成長するためには計画を立てるべきだ」という話に違和感がありました。「5年後、10年後にどうなっていたいか?」という、”目標とする自分の姿”を明確にし、その目標と現状を比較して、その差を埋めるために年・月・日にブレイクダウンして計画を立てる。そしてその計画を確実に実行していくことで、目標を達成しようというお話。

とても合理的に聞こえますが、最近いろいろなところでこの考え方と異なるお話を聞くことができて、自分の中のもやもやが晴れてきました。というわけで、人生計画を立てる、という行為に潜む罠をそれらのお言葉から探ってみます。

 
(1) 四角大輔氏の場合

先のスケジュールは入れてない。
自分に対する信頼が高まるにつれ、計画は抽象度が高まる。

いまのゴールは「ありつづけたい」。
自由でありつづけたい。
クリエイティブでありつづけたい。
自分らしくありつづけたい。

それさえあれば、道を間違えることはない。

 
(2)フリーアナウンサー・住吉美紀氏の場合

運命論を信じている。
NHKに入社した際、勤務希望地を書く欄に「運命に任せます」と書いた。
きっと運命がいいものを連れてきてくれると思ってた。

その場その場で出逢うものに、オープンでいること。

 
(3) 楠本修二郎氏(カフェ・カンパニー代表)の場合

人は、過去の経験に縛られて判断しがち。
過去の叡智(wisdom)や常識(common sense)に縛られている。
でも、未来は変わっていくもの。

 
(4)原丈人氏の場合

物事を全て数値化しようとする流れが、叡智を隠してしまった。
数値化することにより、「手段と目的」の逆転が生じてしまう。

 
(5) ジョン・キム氏の場合

いま計画することは、未来の「より成長している自分」を束縛する行為。

人生は軌道修正の勝負。
選択は1回では終わらない。
一直線ではなくても、方向さえ間違わなければ目的地に着く。
振り返ってみると、すべてつながっている。

 
「5年後、10年後にどうなっていたいか?」という目標に向かって進んでいたら、もしかしたらもっとほかの道もあったかもしれないのに、未来の自分の可能性を狭めてしまうこともあるかもしれません。目標や計画を立てたとしても、そのときどきで心の声に従って道を見直したり、本来の本質的な目指すところを見失わないようにしたいものです。



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「頭に邪魔されず、心に素直に生きる」ノマドな四角大輔さんから社畜たちは何を学ぶべきか。


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“ニュージーランド湖畔の森”と”東京都心”という両極端な2地域を拠点にノマドライフを実践している四角大輔さん「とことん好きなもの」に囲まれて生活することでノイズを減らして集中力をあげ、「とことん好きなこと」に全力で取り組むことでクリエイティビティ・生産性をあげるのだそうです。そして、その生活にストレスや辛さを感じることはほとんどない、とのこと。理想的なノマドライフスタイル。

「ノマド」って言葉が流行ったころって、「会社員=幸せじゃない(社畜)」「会社を辞めてノマドになれば幸せ!」みたいな短絡的で安易な考え方が先行してしまっていた印象で、どうしても共感しづらかったのですが、四角大輔さんのお話はすごく共感できたのが今回の嬉しい発見でした。別にニュージーランドに住まなきゃ幸せじゃないってことではなく、それが四角さんにとっての「とことん好きな環境」だっただけで、大事なのは「頭に邪魔されず、心に素直に」行動をすることなのだと改めて教えていただきました。

では、そんな四角さんから私のような社畜(会社員)は何を学ぶべきなのでしょうか。

 
1.仕事は、本気で遊べ!

「遊ぶ」というのは四角さんの独特な表現で、「受動的にではなく、能動的に好きなことに本気で全力で取り組む」ことと理解しました。やれと言われたから仕方なくやっている、という意識ではいい仕事はできないし、それでは結果がでない。結果がでないとモチベーションは下がり、さらにいい仕事ができなくなる…という負のスパイラルに陥ってしまっては誰も幸せになれません。

自分の仕事をとことん好きになり、本気で遊べば、いい仕事につながる。そんなポジティブなスパイラルにはまれば、会社員だろうとノマドだろうと関係なく、「本気で遊ぶ」ことができますね。

 
2.「好き」スイッチをオンにしろ!

どんなに好きなお仕事でも、会社員だとどうしても「好きじゃないこと」をやらなければいけない場面もあります。(たぶん会社員じゃなくてもある。)そんなときに四角さんは、部分的でも小さなことでもいいから「好きなとこ」を見つける努力をしたそうです。探すときは、頭で考えるのではなく、心で探すのがポイント。好きなところを見つけることが、「好き」スイッチをオンにするきっかけになります。

 
3.ココロとカラダは壊すな!

カラダは一番大事なインフラ。だから、カラダを作る食べ物には気を使い、ときにココロやカラダが壊れそうになったら場合によっては「体調不良」という言い訳を使って会社を休んで体調調整したっていい。もしどうしても今の仕事が好きになれないのであれば、まずはあらゆる手を使って好きになる努力をするべきだけど、それでも好きになれなければ、転職もありかもしれない。(ただし、「逃げ」という形の転職では根本的な問題は解決しない。)

 
なんだか四角さんは完璧な完成された人間みたいなイメージがあったけれど、自分を追い込むのではなく、ちゃんと心の声に耳を傾けて、必要に応じてサボるのも悪くないってメッセージをくださったところに人間臭さが感じられて安心しました。後ろ向きな逃げはよくないけれど、心の声を大切にすること。一番根本的に大事なことですよね。
 

心は答えを知っているが、頭が邪魔をする。だから、迷うことがあったら、目を閉じて、胸に手をあてて、想像してみる。そこでわくわくするかどうかで、答えは見えてくる。

 

目を閉じて、胸に手をあてて想像しても、やっぱり私は今の会社に勤めていたいと思った。であれば、無理にノマドにならなくても幸せ!って言ってもいいんだということを、ノマド代表ともいえる四角大輔さんに気付かせていただいたのでした。

 



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続かないからって、すぐにブログを閉鎖すべきでない理由。


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およそ8か月もの長きにわたり、まったくもってブログを放置してまいりました。つい最近、ふと思い立って久しぶりにアクセス解析を見てみたところ、意外すぎる状況にびっくりいたしました。

「更新もしないのにサーバー料とか払い続けちゃってもったいなかったかなー」と思っていたのですが、ブログを半年放置して今になって分かりました。閉鎖しなくてよかった、ということが。

私のように、続かないからってブログを閉鎖しようとしている方に、私がこのブログを半年以上たっぷり寝かせて、やっと気付いたことを捧げます。せっかくのブログを閉鎖するのはもったいないかもしれない、というお話です。

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半年ぶりにアクセス解析をチェックしようと思ったきっかけは、「母の日」。というのも、私がこのブログを放置しはじめた時点で、もっとも集客力があってアクセス数が多かったのが「母から娘への手紙」という投稿だったから。

いろいろ頑張ってブログ記事を書いてきて、何度か小さくバズったりはしたけれど、それでも私のブログでこの手紙を超える記事はありませんでした。頑張っても過去の投稿を超える記事が書けない。思い起こせば、それがブログを放置するきっかけになった気がします。

 

2013年2月22日の投稿: ブログ始めて2週間で10000PV超え。ただただバズ起こしても意味がないことを身をもって経験しました。

 

そしてブログ放置して約8か月後。母の日になったら、またこの記事へのアクセスが伸びたりするのかなー?と気になって、久しぶりにアクセス解析を見てみたのでした。

【私の予想】
 手紙ブログにのみアクセス集中し、他の記事はアクセス数1ケタ。

しかし、実際にふたを開けてみると、手紙ブログでさえも1日あたりのPV数は1ケタ(涙)。ということは、サイト全体でも月間PV数100~300くらいにまで落ちちゃったんだろうなと思ったのですがよく見てみると…

 ↓
【実際の記事別累積アクセス数】 
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なんと。

全く期待していなかった「退職のご挨拶」なんていう何とも地味なブログ記事が、大きくバズった過去の記事の累積アクセス数を超えていました。いつのまにか、「退職 挨拶」や「退職 メール 社内」というような検索ワードで検索エンジンからコンスタントに流入する良記事へと華麗に変身をとげていたのでした。

この良記事のおかげで、投稿数25で放置していたにも関わらず、月間PV3000~5000を維持しています。完全放置の無名ブログにしては悪くない数値ではないでしょうか。ブログを放置し始めた当初は、この記事がこんなに多くの方に見ていただけるようになるなんて思ってもみませんでした。

ブログは積み重ねが大事。だからこそ、たまにしか更新できなかったとしても安易に閉鎖しちゃうのはもったいない。いまはそこそこな「みにくいアヒルの子」な記事も、いつの間にか「美しい白鳥」な良記事に育ってるかもしれないですよー。

つまり誰でもすぐにここ(ビッグキーワード)を狙って書けばアクセスが取れるわけでは無いのですが、たまに当たりが出ることがあると、そこからは長期にわたってアクセスを確保できます。これを積み重ねることによって、数年のうちに徐々に最低ラインのアクセス数が増加していき、たくさんの人に読んでもらうことが可能になってくるわけですよ。
(「ノウハウ公開! 自分のブログをたくさんの人に読んでもらうには・・初級編」より)

さすが、やはり成功している先人たちの言葉は正しかった。
またマイペースにちょっとずつでも積み重ねていこうと思った次第です。

 


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退職のご挨拶メール (中小メーカー・入社7年・30歳の場合)


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中小メーカーのWEB担当としての勉強&趣味を兼ねてこのブログを細々と運営してきたのですが、勤めていた中小メーカーを2013年8月末で退職することになりました。

退職にあたって、お世話になった社内の方々へ最終出社日にどのような挨拶メールを送ろうかと考えていたところ、Chikirinさんの「「退職挨拶メール」を共有しよう!」というエントリーを発見。(かなり前のエントリーのようです。)

正直なところ、自分の挨拶メールを書くにあたってあまり参考にはならなかったけど、色々な方の色々な思いがこもった退職挨拶メールを読んで、あぁ、こんなこと書いたりするんだなぁと面白かったり、しんみりしたりしたので、自分の退職挨拶メールもブログにあげておくことにしました。

※念のため… 固有名詞は()に入れて伏せてます。

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(中小メーカー)の皆様

お疲れ様です。
マーケティング部の(WEB担)です。

夏季休暇前でお忙しいところ失礼いたします。

私事で恐縮ですが、一身上の都合により、
8月31日付で退職させていただくことになりました。
本日8月14日が最終出社日となります。

本来でしたら直接ご挨拶へお伺いするべきところですが
略儀ながら本メールをもってご挨拶とさせていただきますこと、どうかご容赦くだ
さい。

ロシア留学中に出逢った(中小メーカー)の高品質で魅力的な製品を
もっともっと世界に広めたい、多くの方に使っていただきたいという一心で
頑張ってきた7年間はとても充実していてやりがいのある、幸せな毎日でした。

振り返ってみると、大して会社に貢献できずに至らない点ばかりでしたが
それでもここまで毎日楽しく頑張って勤めることができたのは、
ひとえに皆様方のあたたかいご指導、ご鞭撻、お力添えのおかげです。
何とお礼を申し上げてよいのか、感謝の言葉もありません。

(中小メーカー)の皆様は本当に素敵で魅力的な方ばかりで
同じ会社でお仕事できなくなると思うとさみしくてたまらないです
これからは一人のエンドユーザーとして
皆様が生み出す製品たちが美と健康と心の満足を届けて社会貢献されることを
勝手に、陰ながら、とてもとても楽しみにしております!!!

皆様のより一層のご健勝、ご活躍、ご多幸と、
(中小メーカー)のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

7年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

—————————————————————————–

…というわけで、もう中小メーカーのWEBマーケティング担当者ではなくなるのですが、このブログは様子みつつ、引き続きゆるゆる運営していく予定です。

 

 
 
 

 
 
【合わせて、こちらの記事もおすすめです。】
人生計画を立てる、という行為に潜む罠。

30代独身女が転職して海外で働くことにした3つの理由
 



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やまもといちろう氏とイケダハヤト師の #ブログ論争 を経て考えるブログというメディアの未来。


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基本的に話題になっている場所には行ってみたくなるタイプなので、こちらのイベントに行ってきました。

 

やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」|EventRegist(イベントレジスト) http://eventregist.com/e/5GnRi8fjcgv3

 

正直なところ、私はやまもといちろう氏やイケダハヤト師のファンというわけではないですし、そこまで詳しく追っているわけではありません。このイベントで注目していたのはどんな人たちが3000円払ってこんなイベントに足を運ぶのだろうっていうことでした。私の稚拙な予想では、プロブロガーを目指す中途半端ブロガーたちが旬なブログネタを求めて集ってくるんじゃないかと思ってました。

いやはや、勉強不足でした。

来場者について予想と違って興味深かったのは、主に以下の3点。

 

(1)意外に女性が多かった。しかも、ヲタっぽい感じじゃなくて普通に綺麗目な。

勝手な予想では、やまもと氏やイケダ師のブログを読んでいるのは男性メインだろうと思ってました。そして、こんな「ブログ論争」なんてプロレスみたいな応戦を面白がって見るのも男性ばかりだろうと。

でも実際は、やはり男性のほうが多いとはいえ、女性も3割くらいはいました。それも、男性に無理やり連れてこられたという感じではなく、自分から積極的に参加しているような雰囲気でした。笑う場面では女性もけっこう爆笑してたので、普段からブログやTwitterをチェックしていそうです。

あのような記事、あのようなやりとりは、決して男性だけのためのものではないんだなと学びました。まぁ、一般的な女性とは若干感性が異なる、ちょっと男性っぽさのあるタイプの女性かもしれませんが。(思えば、女性は一人参加もしくは男性と数人で参加している場合が多かったかも。女性のみのグループは見かけなかった気がします。)

 

(2)「社畜」もけっこういた。

これは私の勝手な予想間違いですが、イメージ的に「ノマド」ではなかったとしても、会社員ではなく自分でお仕事をやっている人が多いのかなと思っていました。そして、もともとの発端がWEBという場だから、けっこうオタクっぽい人や非リア充みたいな人が多いのかなと。金曜日の19時スタートという時間帯もありますし、きっと「一般的なサラリーマン」じゃない人だらけなんだろうなと。なんとなくコミケのような雰囲気を想像していました。(コミケに対しても偏見ですね。)

対談中にやまもと氏が「この中で社畜の人、手を挙げて」と呼び掛けた場面がありました。手を挙げた人は5〜6割だったはず。一般社会に比べたら少ないですが、でも普通の会社員もけっこう興味もってるんだということは発見でした。普通の会社員っていっても、WEB関連とかメディア関連がほとんどかもしれないですけどね。

 

(3)みんなが純粋にその場を楽しんでいた。

徳力さんが主催者役をされていたこともあってか、私の中では「ブロガーイベント」のような雰囲気を想像しているところがありました。ブロガー向けの新製品発表会みたいな。

そういうイベントは、参加者がブログネタを逃すまいと写真を撮りまくったり、メモをとりまくったり、記者会見のような雰囲気になるのです。余談ですが、いままで参加した中では、サンプル百貨店のRSPがすさまじかった。あのフラッシュの嵐は印象的すぎました。(RSPは主婦をメインとした女性ブロガー向けだから、余計にすさまじく感じたのだと思います。異世界。)

今回のイベントでは、ノートPCやタブレットを開いている人はかなり少なく、たぶん2〜3割くらい。写真もそんなに撮られていなかったように思います。スマホを握りしめている人はそれなりにいましたが、おそらくメモ用というよりはTwitterのチェック&投稿用という感じでした。要所要所で拍手が沸き起こり、とにかく「純粋にその場を楽しんでいる」方がほとんどのようでした。(ブロガーイベントだと、拍手する前にまずメモしなきゃ!みたいな感じになりがち。)

 
 

というわけで、このブログ論争イベントの会場は想像していた雰囲気とはちょっと違いました。そして、そこにこそブログというメディアの可能性を感じたのでした。こんな楽しみ方もあるんだな、と。

 

中小メーカーのWEB担当者として、いままでブログは「PV稼いでる有名ブロガー」に取り上げてもらうことで読者に対して主に認知促進をはかるメディアでした。でも、ステマ問題が注目されるようになって、そういうブログ施策にはためらいを感じるようになりました。

ブロガー自身がプレーヤーとなり、ブロガー同士が戦うところを鑑賞するのがひとつのエンタテインメントになり得るのだとしたら。企業としては、そこに新たな関わり方ができるんじゃないかしらと感じた金曜日の夜でした。

 

【イベント関連の参考記事】

やまもといちろう ×イケダハヤトの #ブログ論争 書き起こし – NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2136575303313320601

【速報まとめ】やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」 |U-NOTE【ユーノート】-イベントまとめプラットフォーム http://u-note.me/note/47484731

会場参加した『やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」』が面白すぎた #ブログ論争 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++ http://shumaiblog.com/event-report-yamamoto-ichiro-ikeda-hayato-apr-12-2013/

やまもといちろう×イケダハヤト×徳力基彦イベント雑感 #ブログ論争 http://nari104.net/blog/internet/1037/

やまもといちろう氏対イケダハヤト師観戦記 最低で最強だったイケダ師 – 常見 陽平 #BLOGOS http://blogos.com/outline/60124/

やまもといちろう × イケダハヤト の #ブログ論争 実況リアルタイム更新はこちら | エアロプレイン http://airoplane.net/2013/04/12/blog-ronsou.html

 



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焼け焦げたトーストから学んだこと。そして、Facebookに投稿される「いい話」について学ぶべきこと。


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ある晩の出来事を今でもよく覚えている。その日、母は職場で色々とあり、ひどく疲れた様子だった。長く大変な一日を終えて帰宅し、私たちのために朝食のような夕食を作ってくれた。(母は時折、朝食のような献立を夕食に作ってくれた。)

そして、夕食の時間。父の前には、卵とソーセージとひどく焼け焦げたトーストをのせたお皿が置かれた。私は誰がトーストのことを指摘するだろうかと、そわそわしながら様子を伺っていた。

すると、父はトーストを手にし、母に向かって微笑みかけると、私に学校はどうだったかと尋ねた。私はその質問に何と答えたか覚えていないが、父が醜く焼け焦げたトーストにバターとジャムを塗っていた姿はよく覚えている。父は、一欠片も残すことなくトーストをたいらげた。一瞬たりとも嫌な顔をしたり、文句を言ったりすることもなく。

私が夕食を終えてテーブルを離れると、父と母の会話が聞こえた。そのときの、トーストを焦がしてしまったことを謝る母に父が告げた言葉が今でも頭から離れない。「たまには焦げたトーストもいいものだよ。」

その晩、父のところにおやすみを言いに行ったときに、私は父に「本当に焼け焦げたトーストが好きなの?」と訪ねてみた。父は私を抱き寄せ、こう言った。「お母さんはお仕事で大変な思いをして、今日はすごく疲れていたんだ。それに…焼け焦げたトーストは誰も傷つけやしないだろう?」

年齢を重ねながら、私はこの出来事を何度も思い出した。人生は、完璧じゃないものと完璧じゃない人であふれている。

私は人に自慢できるほどのものなんてほとんどもっていないし、お誕生日や記念日をすぐに忘れてしまうような人間だ。でも年を重ねて学んだのは、お互いの欠点を受け入れ、お互いの違いを楽しむことが健全で長続きする関係を築く上で最も重要なことなんじゃないかということ。

これは夫婦だけでなく、あらゆる人間関係に言える。あらゆる人間関係の基本は、夫婦や親子や友人関係に通じるものがある。

「幸せへの鍵は誰かのポケットに入ってるものじゃない。自分のポケットに入れておこう。」
だから、トーストをください。いえ、焦げたものでも大丈夫です。
そして大切な人とこの話をシェアしてください。
周りの人には必要以上にやさしくしましょう。なぜなら、誰もが何かと戦っているのだから。

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以上の文章はBen Josephさんという方がFacebookページに投稿されていた英文を私が和訳したものです。写真は文章とは関係ありません。

※Ben JosephさんのFacebookページはこちら
※Ben Josephさんが投稿された英語の原文はこちら

実話かどうかは分からないですが、素敵なお話だなと思ったので和訳してみました。原文ではトーストではなく「ビスケット」ですが、日本人的にはトーストのほうがしっくりくるかなと思って意訳させていただきました。

「焼け焦げたトーストは誰も傷つけはしないからね。」って素敵な台詞ですね。原文では「a little burned biscuit never hurt anyone!」だったのですが、もっといい和訳ができないかなぁ。

 

…で、今日はここからが本題です。

Facebookに投稿されている「いい話」は、本当にいい話もあります。シェアすべき素晴らしい投稿も存在します。ただ、全ての「いい話」がシェアすべき「いい話」とは限らないということは知っておくべきかと思っています。

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永江一石さん曰く、Facebookに投稿されるいい話の多くは「フォロワーやファンを集めてマルチ商法」するために情報商材アフィリエイターが拡散しているとブログ「Facebookに仕掛けられた「罠」っていうやつを整理してみました」で書いていらっしゃいます。

すべての「いい話」がそう、というわけではありません。でも、たしかに実際にFacebookで拡散されている「いい話」について永江さんが仰っていることは事実だなと感じることが少なくありません。

FacebookやTwitterで知らない人が投稿した内容をシェアする際には、必ず発信者をチェックしましょう。発信者の基本情報や他の投稿も見てみた上で、裏がなさそうだな…と確認してからシェアすることをおすすめします。

あと、シェアすることを促すような文言が含まれている場合は特に気を付けたほうがいいように思います。正直なところ、上のトーストの話も、最後のグレーにした部分がシェアを促しているので若干どうかな…と感じています。(なので、今回は「いい話」のあとにこのような投稿を追加してみました。)

企業としても、Facebookなどに「いい話」を投稿することで拡散を狙ってコンバージョンを云々…と考えている担当者も少なくないと思いますが、「いい話」は慎重に内容や投稿の仕方を検討したほうがいいですね。いい話に限らず当たり前のことですが、引用元や画像の著作権などは要注意です。(自戒)

 

【参考サイト】

Facebook悪徳活用事例 感動系エピソードを利用した情報商材販売

これは酷い!あなたのシェアをFacebookで狙う輩が急増中

Facebookで自分は勿論、友達に迷惑を掛けない為に知っておくべき事

 



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「今日は生まれてから何日目?」 新しい人生の記念日が見つかるアプリ。


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自分の生年月日を晒すことになるので、どのタイミングで投稿しようかと迷っていたのですが、そろそろご報告してみます。ちょっと前に私、生まれてから「11111日目」を迎えました。

人生に一度しか訪れないこの記念日がなんだか愛おしくて、これを機に母親に報告のメールをしてみました。なかなか「産んでくれてありがとう」とは恥ずかしくて言えないので、普通に「私が生まれてから11111日が経ちました」とだけあっさりと報告しました。意外なメールだったようで、驚かれました。が、けっこう嬉しかったみたいで、なんだかんだでそれがきっかけで久しぶりに二人でランチしてきました。

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「母から娘への手紙」を読んで親に連絡したくなっても何かきっかけがないと連絡しづらいもの。こんな新しい人生の記念日をきっかけにしてみるの、いかがでしょうか?

↓生まれてから何日目なんだろうって気になったら、こちらの無料アプリがおすすめです。

ちなみにこのアプリは、学生時代のバイト先の後輩が作ったもの。彼はマスコミ勤務ながら、個人的に勉強してアプリ開発までするようになったようです。やっぱりこれからは個人の力を高めていかなくてはならない時代なんですね。えらいなぁ。

で、中小メーカーのWEB担当者として考えたのは、「お誕生月に企業から届くお祝いDMって嫌な気持ちはしないものの、ここぞとばかりに色んなところからたくさん届くからから最近はあんまり開かなくなったなー」ということ。

自分でも気付いていなかった、自分だけの記念日にお祝いメールがきたら目立つし嬉しいかも。「生まれてから11111日目、おめでとうございます!お祝いとして11111円分の○○をプレゼントさせていただきます!」みたいなオファーどうでしょう。なんかそういうほっこりするようなサービス、実装したいなぁ。

 


【合わせて、こちらの記事もおすすめです。】
 ・フジテレビ「15秒シアター」にみる【得体の知れないモノ】の魅力。情報は出せばいいってもんじゃない。
 ・App Storeと@cosme(アットコスメ)での評価を上げる、クレーマーにネガティブな口コミをさせない技術。
 ・「母から娘への手紙」
 ・30代独身女が転職して海外で働くことにした3つの理由
 
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一進一退のデッドヒートを繰り広げる「AdBlock」戦争で考える、WEB広告の目指すべき姿


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Gigazineのこの記事↓によると、「AdBlock」をめぐって大変なことになっているようです。

Adblockで広告を非表示にしている人には
ページを見せないようにする「Anti Adblock」

AdBlockとは、広告をブロックするアドオンソフトウエア。これをブラウザにアドオンしておくと、WEB広告がブロックされ、表示されないようになります。私はChromeユーザーですが、AdBlockを入れてます。

AdBlockを使っていないとこんな風に広告が表示されますが、

Yahoo! JAPAN_adblock_off

AdBlockを有効にすると、広告が表示されなくなります。

Yahoo! JAPAN_adblock_on

これって一般ユーザーにとっては有り難いですが、WEB広告を生業とする方々にとっては脅威ですよね。どんなクリエイティブにしたらよりクリック率が上がるか?とか日々考えているのに、表示すらしてもらえなかったらどうしようもないです。2007年の記事ですが、こんなことを書いてる方を見つけました。

ネット広告で商いをしている企業にとっては死活問題だ!!

レポート上、表示回数は上がっているのに、CTRが全然上がらない。。
バナーを差替えても、全然BTRも向上しない。ということになりかねないよこれは。。
(「ネット広告業界に衝撃走る「Adblock」の脅威」より)

 

Gigazineさんの記事は、AdBlockして広告非表示にしている人にはサイトを見せなくする「Anti Adblock」を紹介しています。そしてさらに、『「Anti Adblock」スクリプトを無効化するアドオン「Disable Anti-Adblock」がFirefoxには既に存在』しているとのこと。

つまり、
「広告を非表示にするサービス」が出てきたら、
今度は
「広告を非表示にするサービスを使っている人にコンテンツを見せないサービス」が生まれ、
さらに
「広告を非表示にするサービスを使っている人にコンテンツを見せないサービスを無効化するサービス」が生まれているという。

Gigazineさん曰く

一進一退のデッドヒートが繰り広げられており、まったく予断を許さない状況です。

…だそうです(笑)

 

この記事を読んで考えたのは、テレビCMも似たような経験をしているんじゃないかなということ。

かつては、テレビを見る人は強制的にテレビCMも見なければなりませんでした。(もちろん、テレビCM中にトイレに行ったり、チャンネルを変えたりする人もいますが。)それが、「テレビを録画する」ということが可能になると、テレビCMをスキップ再生するということが可能になった。

そんなテレビCMと同じように今、WEB広告は「スキップ再生される」というリスクに直面しているのではないかと思います。

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私、普段はAdBlockでWEB広告を非表示にしていますが、一部のサイトではあえてAdBlockを解除しています。なぜなら、そのサイトのWEB広告は見たいと思うからです。

テレビCMも、面白いCMだったらスキップしないで見たりしますよね。話題になっているテレビCMの場合、わざわざYouTubeで検索して見たりもします。

私のようにいちいちAdBlockをオンオフ切り替える人は多くないかもしれません。でも、WEB広告も より「見たい」と思ってもらえるような広告 を目指さなくてはならなくなってきているのでは。いままでは「いかにクリックさせるか」にこだわりすぎて、「いかに釣るか」みたいな思考に偏ってしまいがちでしたが、考え方をちょっと変えなければならない時がきているのかもしれませんね。

 

※テレビ業界でも「社団法人 日本民間放送連盟がCMオートカット機能を問題視」みたいな話もありますが…。
参考: レコーダーのCMカット機能中止問題について各社に聞いた

 

【合わせて、こちらの記事もおすすめです。】
 ・App Storeと@cosme(アットコスメ)での評価を上げる、クレーマーにネガティブな口コミをさせない技術。
 ・フジテレビ「15秒シアター」にみる【得体の知れないモノ】の魅力。情報は出せばいいってもんじゃない。


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「母から娘への手紙」


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母から娘への手紙:

私のかわいい娘へ。
私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

話をしているときに私が同じ話を何回も繰り返したら、
「さっき同じこと言ったじゃない」なんて言って遮らずに、ただ耳を傾けていて。
幼いあなたが眠りに落ちるまで、私は幾夜も幾夜も同じ物語を読み聞かせたわ。

私がお風呂に入りたくないと駄々をこねても、怒って私を責めないで。
あなたが小さな女の子だったころ、言い訳をして逃げ回るあなたを追いかけて
お風呂に入らせなければならなかったことを思い出して。

新しいものに対して私が無知であることに気付いたときは、
そんな目で見ないで、ゆっくり時間をかけて覚えさせて。
覚えてるかしら、私があなたにたくさんのことを教えてあげたこと。
正しい食べ方、お洋服の着方、髪のとかし方、そして毎日ぶつかる人生の壁との向き合い方まで、ね。

私が老いていることに気付いたときには、落ち着いて受けとめてね。
何より、私が直面している状態を理解しようとしてほしい。

私が何を話していたか分からなくなってしまったときは、思い出す時間をちょうだい。
そして、もし思い出せなくても、心配したり、いらいらしたり、馬鹿にしたりしないで。
私にとって何よりも大切なことはあなたと一緒にいることだということを分かってね。

私が年老いて、以前のように歩けなくなったときは、やさしく手をとって。
あなたが初めて歩いたときに、私がそうしたように。

そんな日がきても、決してさみしいだなんて思わないでね。
私が最期の日を愛情に包まれながら迎えられるように、ただそばにいて。

ともに過ごした時間、ともに過ごすことができた幸せを、あなたに感謝しています。

満面の笑みと、いつ何時も絶やすことのないあなたへの愛とともに伝えさせて。
愛する、私の大切な娘へ。

 

-作者不詳

 



 
 
以上の文章はSpring in the AirというFacebookページに掲載されていた作者不詳の英文を私が和訳したものです。写真は文章とは関係ありません。

こちらを2012年の母の日にFacebookへ投稿したところ、多くの方にいいね!・シェア・コメントをいただきました。本文内に引用元や、私は作者ではなくあくまで和訳しただけであるということを記載できず、誤解させてしまっていることがあるようなのでブログにこの注釈とともに転載しました。

※Facebookに投稿された「母から娘への手紙」はこちら。

内容の真偽や、このような手紙を娘に書くことについては賛否両論がありますが、この文章を読んで両親や家族、周りの人に対して少しでも優しい気持ちになれたら素敵だなと思ってシェアさせていただきました。

あと、樋口了一さんの「手紙~親愛なる子供たちへ~」という曲の歌詞と内容が似ているというご指摘もよくいただくのですが、樋口さんの歌詞も原作詞が「不詳」となっているので、おそらく同じ原文が元になっているのではないかと思います。こちら素晴らしい曲、素晴らしい和訳ですね。

※樋口了一さん「手紙~親愛なる子供たちへ~」の歌詞はこちら

 

そして文章とは関係ないのですが、この手紙を和訳したころに出逢った坂詰美紗子さんの「泣かないでママ」という曲が素晴らしい歌詞で、娘から母親へのアンサーソングのように思えて感動しました。歌詞を一部、ご紹介させてください。

 

胸に響き続く言葉も
変わることのない優しさも
あなたのくれた愛にとても敵わないけど
それでも 溢れる想いがあるの

泣かないでママ
大切だから
その笑顔が大好きだから
守りたいの

 

※坂詰美紗子さん「泣かないでママ」の歌詞はこちら

身近な人ほど、なかなか素直に感謝の気持ちを伝えられなかったりするものですが、曲や詞に想いを託してみるのもいいかもしれないですね。私も今週末は母と過ごそうと思います。
 
 


 
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ある日、祖母が教えてくれたこと。 「人参、卵、コーヒー豆。あなたはどれ?」


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ある女性が、いかに人生が苦しくて辛いかということをお祖母さんに相談しました。

彼女は降り掛かってくる困難をどうやって乗り切っていけばいいか分からず、もう逃げ出したいと考えていました。壁にぶつかったり、悩んだりすることに疲れ果てていました。ひとつの問題が解決したかと思えば、さらに多くの問題が湧き出てくるようでした。

お祖母さんは彼女を台所へ連れていきました。そして、三つの鍋に水を張りました。一つ目の鍋には人参、二つ目の鍋には卵、そして三つ目の鍋には挽いたコーヒー豆をそっと入れました。そして何も言わずに、それぞれの鍋を火にかけました。

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およそ20分が経った頃、お祖母さんは火を止めました。

鍋から人参を出し、ボウルに入れました。同じように卵も鍋から出して、ボウルに入れました。そしてコーヒーも鍋からボウルに注ぎました。

それらの作業が終わると孫娘のほうを向いて、「何が見えるか言ってごらんなさい」と尋ねました。

「人参と卵とコーヒーだわ」と孫娘は答えます。

お祖母さんは孫娘を近くに呼び寄せ、人参を触らせました。触ってみると、人参は柔らかくなっていることに気付きました。

それからお祖母さんは卵を手にとり、割ってみるよう孫娘に言いました。殻を取り除いてみると、卵は茹で上がって硬くなっていることが分かりました。

最後に、お祖母さんはコーヒーを飲んでみるように言いました。コーヒーの豊かな香りが孫娘に笑顔をもたらしました。「お祖母さん、これが何を意味するっていうの?」孫娘は尋ねます。

お祖母さんは、これらの三つのものが「熱湯に入れられる」という同じ逆境に直面しながらも、その反応が異なっていたことを説明しました。

強く、硬く、曲げられることのなかった人参は、熱湯に入れられると柔らかく、弱くなりました。卵は割れやすく、液体状の中身は薄い殻に守られていましたが、熱湯の中に入れられたことで中身が硬くなりました。

コーヒー豆は全く違う反応をしました。熱湯自体を変化させたのです。

「あなたはどれなの?」お祖母さんは孫娘に尋ねます。
「逆境に直面したとき、あなたはどうなるの?あなたは人参?卵?それとも、コーヒー豆?」

私は、どれなんだろう?

一見強そうに見えても、逆境に直面したときに弱って力を失ってしまう人参だろうか。

かつては液体のように順応性のある内面の持ち主だったのに、死や別れ、経済的な困難や何らかの逆境を経験したときに、心が硬くなってしまう卵だろうか。外見的には同じように見えても、内面は凝り固まった精神と硬く閉ざされた心を持った、頑固者になってしまうのだろうか。

それとも、コーヒー豆だろうか。コーヒー豆は、痛みをもたらす存在そのものである熱湯を変化させた。お湯が熱くなればなるほど、香りと味をひろげた。コーヒー豆のようであれば、最悪の状況であっても、自分自身を高め、自分を取り巻く状況自体も変化させることができる。

暗闇のような先が見えない状況で、最も困難な逆境に直面したときに、あなたは次のレベルに自分を高めることができるだろうか?

-作者不詳

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以上の文章は作者不詳の英文を私が和訳したものです。
写真は文章とは関係ありません。引用元表記なしでの無断転載禁止。

コーヒーよりもジャスミン茶とか紅茶のほうが合ってるような気がするなとか、人参も卵も悪くはないよなとか色々と思うところはありますが、とても考えさせられる文章だなと思ってご紹介させていただきました。

↓本文とは関係ありませんが、こちらも素敵なお祖母さまです。専業主婦でビジネス英語に不安を抱えながらも、60歳になってニューヨークの不動産会社「コーコラン」に入社し、いまなお活躍されている1927年生まれの日本人女性、鈴木かつ子さん。


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