やまもといちろう氏とイケダハヤト師の #ブログ論争 を経て考えるブログというメディアの未来。


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基本的に話題になっている場所には行ってみたくなるタイプなので、こちらのイベントに行ってきました。

 

やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」|EventRegist(イベントレジスト) http://eventregist.com/e/5GnRi8fjcgv3

 

正直なところ、私はやまもといちろう氏やイケダハヤト師のファンというわけではないですし、そこまで詳しく追っているわけではありません。このイベントで注目していたのはどんな人たちが3000円払ってこんなイベントに足を運ぶのだろうっていうことでした。私の稚拙な予想では、プロブロガーを目指す中途半端ブロガーたちが旬なブログネタを求めて集ってくるんじゃないかと思ってました。

いやはや、勉強不足でした。

来場者について予想と違って興味深かったのは、主に以下の3点。

 

(1)意外に女性が多かった。しかも、ヲタっぽい感じじゃなくて普通に綺麗目な。

勝手な予想では、やまもと氏やイケダ師のブログを読んでいるのは男性メインだろうと思ってました。そして、こんな「ブログ論争」なんてプロレスみたいな応戦を面白がって見るのも男性ばかりだろうと。

でも実際は、やはり男性のほうが多いとはいえ、女性も3割くらいはいました。それも、男性に無理やり連れてこられたという感じではなく、自分から積極的に参加しているような雰囲気でした。笑う場面では女性もけっこう爆笑してたので、普段からブログやTwitterをチェックしていそうです。

あのような記事、あのようなやりとりは、決して男性だけのためのものではないんだなと学びました。まぁ、一般的な女性とは若干感性が異なる、ちょっと男性っぽさのあるタイプの女性かもしれませんが。(思えば、女性は一人参加もしくは男性と数人で参加している場合が多かったかも。女性のみのグループは見かけなかった気がします。)

 

(2)「社畜」もけっこういた。

これは私の勝手な予想間違いですが、イメージ的に「ノマド」ではなかったとしても、会社員ではなく自分でお仕事をやっている人が多いのかなと思っていました。そして、もともとの発端がWEBという場だから、けっこうオタクっぽい人や非リア充みたいな人が多いのかなと。金曜日の19時スタートという時間帯もありますし、きっと「一般的なサラリーマン」じゃない人だらけなんだろうなと。なんとなくコミケのような雰囲気を想像していました。(コミケに対しても偏見ですね。)

対談中にやまもと氏が「この中で社畜の人、手を挙げて」と呼び掛けた場面がありました。手を挙げた人は5〜6割だったはず。一般社会に比べたら少ないですが、でも普通の会社員もけっこう興味もってるんだということは発見でした。普通の会社員っていっても、WEB関連とかメディア関連がほとんどかもしれないですけどね。

 

(3)みんなが純粋にその場を楽しんでいた。

徳力さんが主催者役をされていたこともあってか、私の中では「ブロガーイベント」のような雰囲気を想像しているところがありました。ブロガー向けの新製品発表会みたいな。

そういうイベントは、参加者がブログネタを逃すまいと写真を撮りまくったり、メモをとりまくったり、記者会見のような雰囲気になるのです。余談ですが、いままで参加した中では、サンプル百貨店のRSPがすさまじかった。あのフラッシュの嵐は印象的すぎました。(RSPは主婦をメインとした女性ブロガー向けだから、余計にすさまじく感じたのだと思います。異世界。)

今回のイベントでは、ノートPCやタブレットを開いている人はかなり少なく、たぶん2〜3割くらい。写真もそんなに撮られていなかったように思います。スマホを握りしめている人はそれなりにいましたが、おそらくメモ用というよりはTwitterのチェック&投稿用という感じでした。要所要所で拍手が沸き起こり、とにかく「純粋にその場を楽しんでいる」方がほとんどのようでした。(ブロガーイベントだと、拍手する前にまずメモしなきゃ!みたいな感じになりがち。)

 
 

というわけで、このブログ論争イベントの会場は想像していた雰囲気とはちょっと違いました。そして、そこにこそブログというメディアの可能性を感じたのでした。こんな楽しみ方もあるんだな、と。

 

中小メーカーのWEB担当者として、いままでブログは「PV稼いでる有名ブロガー」に取り上げてもらうことで読者に対して主に認知促進をはかるメディアでした。でも、ステマ問題が注目されるようになって、そういうブログ施策にはためらいを感じるようになりました。

ブロガー自身がプレーヤーとなり、ブロガー同士が戦うところを鑑賞するのがひとつのエンタテインメントになり得るのだとしたら。企業としては、そこに新たな関わり方ができるんじゃないかしらと感じた金曜日の夜でした。

 

【イベント関連の参考記事】

やまもといちろう ×イケダハヤトの #ブログ論争 書き起こし – NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2136575303313320601

【速報まとめ】やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」 |U-NOTE【ユーノート】-イベントまとめプラットフォーム http://u-note.me/note/47484731

会場参加した『やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」』が面白すぎた #ブログ論争 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++ http://shumaiblog.com/event-report-yamamoto-ichiro-ikeda-hayato-apr-12-2013/

やまもといちろう×イケダハヤト×徳力基彦イベント雑感 #ブログ論争 http://nari104.net/blog/internet/1037/

やまもといちろう氏対イケダハヤト師観戦記 最低で最強だったイケダ師 – 常見 陽平 #BLOGOS http://blogos.com/outline/60124/

やまもといちろう × イケダハヤト の #ブログ論争 実況リアルタイム更新はこちら | エアロプレイン http://airoplane.net/2013/04/12/blog-ronsou.html

 



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