「なめらかな社会」で私たち会社員はどこを目指せばいいのでしょうか。


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SOCIAL MEDIA WEEK初日。

講談社・記念講堂にて、『なめらかな社会とその敵』の著者である鈴木 健氏の講演を聞いてきました。

さすが研究者さんという感じで、数式とかいっぱい出てきて難しいスライドが多かったのですが、超文系な私が理解した範囲でざくっと要約させていただくとこんな感じの内容でした。(はしょりまくってすみません。間違ってたらご指摘ください。)

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国境とか、組織の壁とか、個人の心の壁とか、世の中には色んな壁があるけど、情報技術は様々な壁を乗り越えることができるのだろうか?いやいや、そもそも生命の起源をたどってみると、私たち生命は「壁をつくること(細胞膜とか)」で進化してきたんだから、そこを無視してそんなこと議論できないでしょ。

いまは「個人」と「組織」と「国家」がそれぞれの塊として段階的に存在するけれど、今後はその境界が曖昧になって、なめらかな社会になっていくのではないか。「遊び」と「仕事」の境界も曖昧になっていく。

いまは「個人(individual)」は分割できないとされているが、個人を「分割できる存在」として捉えよう。

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なめらかな社会イメージ

イメージでいうと、単純な壁でパキッと分類されていたものが、切り口が増えることでなめらかになっていくような感じ?この画像だと全然なめらかじゃないですが。

個人と組織の境界は曖昧に。
個人という存在自体は分裂して多面性を持つように。

やはり、組織よりも個人の力が強まっていくという流れみたいですね。「楽天・三木谷社長が注目する次世代サービスが気になるけど、これを自分のお仕事にどうつなげたらいいかなと考えてみました。」で書かせていただいた、WEBを活用することでBよりC、つまり「個」の力が強まっていくというところにつながっていくのかな。

面白いなと思ったのは、「いまのプログラミングできる人が人口に占める割合は、100年前の識字率と同じくらいじゃないか。いずれ、全ての人がプログラミングできるようになるだろう。」という発言。たしかに、そうなるかもしれないですね。私も勉強したいです。

お仕事の都合で聞けなかったけれど、今日のこちら↓ともつながってそう。

個人・共同体・国家が変容していく世界。分人主義で“これから”を考える。

いままでは「どうやって上司に気に入られよう」とか「どうしたら社内で出世できるだろう」とか、目の前のことで頭をいっぱいにしちゃっていましたが、そんなことしてる場合じゃなさそうです。組織に属してぬくぬくしてないで個人の力をつけたほうがいいよー、という警告と理解して、ブログを続けるモチベーションにつなげます。


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